ガラスの花と壊す世界 感想
月曜日にガラスの花と壊す世界を見てきた。
見に行ったのはCMとガルパンの劇場版予告で知ったのがきっかけ。佐倉綾音と種田梨沙でかわいい絵柄だったからこれは鉄板でしょ、ってことで。
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概観
キャラが可愛かった。見た目も演技も。BGMが良かった。作画は良い時と手を抜く時のメリハリがはっきりしてて色々厳しかったのかなと想像させられる。直近でガルパン見てたしハードルが上がってたかも。バトルシーンはちょくちょくあったけどアクションで魅せる作品じゃない。ストーリーは結果的にオーソドックスなSFものだったけど、スピードが急転直下だった。でも1クールかけてTV放送する程でもないので短編として劇場ってのは賛成。
声オタな俺は見て素晴らしい演技が聞けたから良かったけど、総合的に見て満足できる人は限られそう。
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印象に残ったシーン
リモと生活し、(鮮やかな作画の)色んな世界・時代を人格プログラムに混じって生活していったデュアルとドロシーが人間らしく変化していくのは何故か分からないか感動的だった。デュアルがスミレの記憶に固執してたり、ケーキを食べれず悲しがるドロシーとか、泣き出す場面もありプログラムではありえない矛盾を見てると逆に人間臭さを強調されてるようではっとさせられた。二人が自分なりの夢を見つけていく過程も情感たっぷりだった。
ラストは破滅的というか未来が感じられないエンドだったけど、たぶんお題目はそこじゃないからいいんじゃない。
茅野の演技はキーキャラとしてばっちりだったわ。スミレは冒頭速攻で死ぬのにキーキャラで(リモのお祖母ちゃん)で意外だった。なぜか白箱えくそだすを思い出した。
感想書きながら思い返すと、この作品好きだな。
あとアップデートプログラムを作ってる人が誰か理解できなかった。